BOUSAIシンポジウムが開催されました。札幌市の市街地復旧推進室の須志田課長と藤永さんがシンポジストとして発表されました。
須志田課長から、災害直後からどう動いてきたかという説明がありました。
震災当初の土砂流出を歯磨き粉に例えて説明くださり、今度私も聞かれた時には使わせていただこう!と思いました。
震災に詳しい有識者からの意見や被災経験のある自治体からの情報収集、課題点などを聞き取り、復旧を進める計画を立て実行してきたのは、東日本大震災で被害に遭われた市町村の復旧・復興に尽力された櫻井室長が掲げた「人の暮らし(地域コミュニティ)を再生する!」という推進室の使命に基づいていることを仰っておりました。
櫻井室長を「我らのボスである櫻井」と話される須志田課長がステキだなと思いました。そして、日頃から私たちの身近にいてくれた現地事務所の藤永さんや山本さんの話しから、櫻井室長をはじめとする復旧推進室メンバーの信頼関係、絆が固いと感じていました。休みもなく、大雨の深夜に足を運んだ日や文句を言われた日もあったのに使命がブレることは1度も無かったです。
現地事務所ができて藤永さん、山本さんが配属された当初は「若くて大丈夫か?」という声もありましたが、住民の不安は見事に覆され、なんでも相談していました。そうなったのも櫻井室長が部下を信頼し、果たす役割や権限を与えていたからなのでしょう。私たちが想像する以上に本当に良くして頂きました。(また‥なんだか上から目線で偉そうにごめんなさい)
藤永さんからは、現地事務所での活動報告がありました。住民と工事関係者と行政のあちこちの課を走り回り、常に住民側に立ち切って相談にのって頂いたこと、感謝を言葉だけにするのは軽すぎ、どう伝えたら良いのかという気持ちでいます。
工事中毎週発行されていた復旧工事通信のことや復興委員会のホームぺージについてもご報告をして頂きありがとうございました。
本日の詳しい内容は『北海道大学ロバスト農林水産工学国際連携研究教員』で報告されると思います(?)ので、そちらでご確認ください。
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