清田区里塚地区の市街地復旧に向けた工事説明会
日 時: 2019年4月25日(木)
朝の部 9:30~ 夜の部 19:00~
場 所: 里塚中央会館
すっかり雪が解け、施工業者が決まり、いよいよ工事が始まります。
工事の手順とスケジュール説明にたくさんの人が集まりました。
朝の部は約80名
夜の部は約70名の方集まり、行政の方約25名、施工業者の方約10名。
朝から夜遅くまで、2回も開催して頂き感謝しています。
説明会の資料は以下からPDFで開きます。ダウンロードできますが51ページもあるので時間がかかります。
スケジュールについて (資料14ページ)
地盤改良工事と共に上下水道工事も並行して行われるようです。
5月上旬~ 以下の範囲で土質調査が開始されます。
スウェーデン式サウンディング調査を希望される方は、施工業者にお伝えください。
6月上旬~ぽぷら公園はプラント用地として利用します。
資料にはおおよその工事プランが月ごとに示されています。
来年度までの工程表が以下になります。(PDFで開きます)
車両通行止めの予定時期 (資料28ページ)
上記画像をクリックすると来年3月までの予定一覧が開きます。
5月末~から6月上旬には、ぽぷら公園で試験施工見学会が行われます。
動画を見せて頂きましたが見学会もあるとのことです。
固い土層に当たると大きな音になるようですが、里塚地区は固い土層が無いそうです。ええっ??それって・・・って思った人いたはず。
デジタルサイネージの設置
ぽぷら公園の以下の場所に設置され、工事情報が掲示されるそうです。それと共に、工事広報紙も週に1回発行されるとのこと。
家屋調査の実施 (資料39ページ)
工事の前後で2回実施するのですね!
家屋撤去後の宅地の借用 (資料41ページ)
土地を整備してから利用。駐車場としてなら車3台程度とのことです。
6月上旬~ 宅地復旧支援事業の相談窓口開設 (資料46ページ)
週に1回の水曜日のみですが、本庁まで行かなくても手続きできるのは鉄路の無い里塚にはありがたいですね!
資料には無かった部分。(写真のみ)
撤去を申請されている家屋は20強あるとのことですが、業者さんがいないのか公費撤去は、今年に入ってからはパタリと止まり進んでいません。
そこで、費用償還制度もご活用くださいとアナウンスがありました。撤去にかかった費用は申請により後で戻ってくるとのことです。注意点として、撤去工事が完了してからの申請になります。
防犯カメラの増設
防犯カメラの設置について、プライバシーの問題などにも配慮され説明がありましたが、反対する人はいませんでした。
質疑応答
<< 朝の部 >>
Q. 工程に記載の無い陥没箇所のかさ上げの時期を知りたい。
A. 家屋の撤去との絡みもありまだ決まっていない。決まり次第お知らせする。
Q. 駐車場は更地と公園で数が限られているが、市で用意してくれるのか。
A. 進んでいない家屋の撤去を進め、どこの場所とは言えないが、基本的には札幌市が調整していく。
Q. 駐車場に泥棒などの懸念があるが。
A. 警察のパトロール、防犯カメラの設置でできるだけ対応していく。
Q. 場所は斡旋するが被害があった場合の補償はできないということか。
A. 市が保証という所まではできないが、そのような事が起きないようできる限り対応していく。
Q. 示された工程で、自宅は11月頃になってるが、自宅の補修工事はその前に入ることはできないか。
A. 現場は多くの工事が入り、重機や車、人も大量に入り混雑するため、地盤改良工事を終えた後に傾きの補修工事は入っていただければと考えている。
Q. 防犯カメラの設置は反対する人がいないと思うので、この場で決めてすぐに設置して欲しい。
A. 反対の方はこの場で言いづらい場合もあるので、後ほど説明会終了後に教えてください。(結果、反対の申し出は無し)
Q. 子供たちのラジオ体操をやる場所を確保して欲しい。また既存の防犯カメラが目立たないので目立つよう看板を立てて欲しい。
A. ラジオ体操の場所は確保していきたい。防犯カメラを目立つように対応していきたい。
Q. 更地の駐車場利用の関係で、足りない場合は自分たちで探すことになるのか。
A. 自分で探す形ではなく、確保したい。
Q. 自宅はぽぷら公園の前で、公費撤去が済んでいるが、宅地に薬液注入を行う際、出来上がりが非常に心配。自分の宅地には擁壁もあるが傾いて21号線側に落ちている。私のように里塚に戻って来ない人は、壊れた擁壁がそのまま残っている形になる。
A. 更地の利用でお借りする場合には、ある程度整地して返却することを考えている。個別に対応できるものもあると思うので調整させて頂きたい。
<< 夜の部 >>
Q. 工程はどのように決めたのか。新千歳空港と同じ薬液を使うのか。更地の利用の際は、現在落ちている個所をかさ上げしてくれるのか。
A. 工程は市と施工業者が協議し、最短で終わる形を考慮して決めた。薬剤は新千歳と基本的には全く同じ。更地となった宅地を貸して頂く際は、重機等が入れるように段差の解消やかさ上げなど、整地した後に使用したいと考えている。
Q. 道路の舗装は、地盤改良工事を行った後にまた行うのか。
A. 今年度に道路と宅地の地盤改良工事を行い、一旦仮舗装を行う。来年度に暗渠管の工事を行いその後、別工事で道路の路面復旧の工事を行う。資料の14ページ参照のこと。
Q. 薬液は冬の施工で凍らないのか。薬液は夏場と2月で違いは無いのか。薬液は固いものなのか。
A. 地下3m以下に入れるので凍結はない。プラントも注入管も防寒養生して行い品質管理を行う。薬液注入されたものはガチガチいなるものではなく、付着力を強くして液状化しないようにするもの。5月末に試験施工をするので、サンプルなどで確認して頂きたい。
Q. 薬液注入範囲は図の赤枠で示された範囲が対象でよろしいか。
A. 各宅地で行うスウェーデン式サウンディング試験後に、注入場所を決定する。赤枠はボーリング結果での想定範囲。
Q. 対象外もあり得るのか。
A. あり得る。
Q. 所有者が個人で実施したサウンディングの結果データを提供した場合は考慮して頂けるのか。
A. 考慮した形で対象範囲を決定する。
Q. 里塚地区で撤去される棟数が知りたい。
A. 申請頂いているものと、意向のある方と合わせて20強程度の数。
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